Kanto Gakuin University Ori Akemi Seminar

Column織朱實が日々感じたことをつづっていきます。

棚から餅ならずケーキが! (04.10.05)

ばたばと日常生活をこなし、夕食も終わり、
子供達をお風呂に入れなければという夜の
20:00。母親から、電話が1本。

「コンビニの前に黒い犬がつながれているんだけど、
どうしょう?」
「コンビニに買い物に来た人の犬でしょう?心配すること
ないじゃない?」
「1時間前通ったときから、つながれているのよ。お店の人に
聞いても、周りの人に聞いても知らないと言うし....」
え~、駄目だよ。また関わっては!
どうして、こんなに不幸そうな犬猫に目ざといんだろう、
うちの母親は。
「しばらく放置しておいたら?つながれているなら飼い主も
いるはずだよ」とまっとうな意見をいったら、電話を
切られてしまった。きっと、この後、孤軍奮闘、東西奔走する
んだろうな~、と思いつつ、子供達の世話に追われ
そのことは忘れてしまった。翌日も、朝から仕事が忙しく
フォローの電話もいれずにいたら、夜ピンポーン!
「どなたですか?」
「私、先日お母様にうちの犬のことでお世話になった○○です」
????
「すみません。昨夜、一杯飲んで散歩に連れて行ったら、
帰りにクロ(犬の名前)がいないんです。神隠しにでも
あったのかと、1時間くらい散歩コースを探したのですが、
見つからなくて、家族とおかしい、おかしい、神隠しだって
いっていたんです。それで、ふとコンビニ買い物にいったことを
思い出したら、お母さんがいたんです」
「すっかりうちのクロがお世話になってしまって、有り難うございました。
これほんの気持ちです。受け取って下さい」
と差し出されたケーキ。気持ちといわれても....。
「いやいや、これはもう気持ちなので、受け取って下さって
あとはもう忘れて下さい。お母さんに宜しくお伝え下さい」
と、ケーキを押しつけ、すたこらさっさと帰っていくおじさん。

う~ん。酔っぱらって、犬をつないでいたの忘れるか?
で、神隠しとか思うか?
おかしすぎるぞ、おじさん!ケーキ持参の時間帯で
既に酒臭いし(大笑)。

母親に電話したら
「黒い犬は年寄りだったから、それで捨てられたかと思って。
雨も降っていたし。色々探していたら、あのおじさんがやってきて、
本当に良かったわ」
うん、良かったね。ということで、子供達と
ケーキをご相伴に。なにもせずにおいしいとこだけ、
ポールボキューズ事件といい、最近ついているといって
いいのかしら。

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