Kanto Gakuin University Ori Akemi Seminar

Column織朱實が日々感じたことをつづっていきます。

自宅で産むということ(1) (05.01.10)

ちょっと暗めの話題だったので、気分を変えて
明るい話題「出産」のお話を。友人の日記サイトで
義妹さんの赤ちゃんを迎え入れる準備をわやわやとしているのを
楽しく読んでいるうちに、息子を出産したときのことを思い出しました。

知っている人は、知っているのですが最近の友人達は知らないことの
一つが、多分これ。私は、息子をなんと、女医さんと助産婦さんと
家族が見守る中「自宅出産」したのです。
今は、結構流行(桜沢えりかさんとか)ですが、5年前は
「え?自宅で出産?なんで?」と結構びっくりされました。
これも別に、私がナチュラル嗜好とか確固たる信念(病院への不信感とか)
があって、そうなったのではなく、「面倒くさがって流されている
うちに~」という私らしい経緯の末なんですがね(笑)。
でも、結果はすっごく良かったです!今から、出産をしようという方
には、相談されれば強く勧めるでしょうね。

ことの発端は、大野明子先生(http://www.bh-asuka.jp/)という素晴らしい女医さんとの出会いでした。たまたまた、大野先生が私の前勤めていた会社の診療所の婦人科にバイトにいらっしゃっていたのです。会社の定期検診で妊娠が判明して、妊婦定期検診を受けにいかないとならなくなったときに、大野先生から「私は、自宅のマンションで検診もしているから、それで良ければどうぞ」といってくださったので(普通の病院だと会社を休まないといけない)、喜んで検診に伺うようになったのです。

大野先生は、自宅出産をしたくて産婦人科医になった先生です。
もともと理系の大学院の博士課程にいた先生が妊娠して、分娩をしたとき
「なんで、こんな屈辱的な扱いを受けないといけないんだろう。出産って
もっと自然にできないのかな」と思ったのが転身を図るきっかけだったそうです。私が娘を病院で普通に出産した時には、陣痛促進剤を使用することも、会陰切開を行うことも、分娩台に寝転がって出産することも、なんの疑問ももっていませんでした。みんながそうやっているから。
でも、自宅出産をした今では、物理的に台の上で仰向けで出産することがいかに不自然なものか、痛いときには身体を丸めて痛みを逃すのが動物の本能なのにそれもできないのがいかに不自然なことなのか、身にしみて分かりました。それでも、最初は「自宅出産?とんでもない」という
感じだったのです。

Archives