Kanto Gakuin University Ori Akemi Seminar

Column織朱實が日々感じたことをつづっていきます。

毅然として美しい人 (05.04.30)

どんどんそぎ落としていきたい。余分なモノ、日常的儀礼や、ふわふわ浮き沈みする感情、まとわりつく雑多もの達をどんどんそぎ落として、真摯に生きていきたい。

昨夜、東京エリザベートの大空祐飛氏のお茶会に初めて参加した。素の大空祐飛氏は、インタビューやトークショーで見せる、「ふんわりした」「ぽわんとした」「女の子っぽい」風情ももちろんあって(それはそれで大層可愛らしい♪)しかし、何よりも、圧倒的色彩を放っていたのが、歩き方、ふとした表情の中ににじみ出る毅然としたストイックな風情であった。日常の雑事という余分なモノの洪水に溺れながら、享楽や怠惰という贅肉を身に纏ながら、体内の脂肪を増殖させている我が身を省みると、なおのことその立ち上るそぎ落とされた、年齢相応の思慮深さを感じさせる、真摯な風情に打たれた。大空祐飛氏を取り巻く今の環境は決して良いとは言えないと思う。私が、ジェンヌさんの中で、大空祐飛氏に特に肩入れしてしまうのは、自分の会社員時代を彷彿させる何かが、彼女にあるからだと思う(まあ、こんなことを書くと、例の大空節で「妄想ですから、それ。妄想」と軽くいなされるような気もするが(苦笑))

総合職一期として、組織の中であがいたあの会社員時代。上手く組織の中でなじめずに、成果をあげても評価につながらない。「私は、ここで何をすればいいのだろう。何を求められているのだろう」評価が上がらないことが、人格を否定されたことのように感じて、ムキになっていた。ムキになって、不安の中であがいていたあの時。雑多な感情に押し流され、結局デフレスパイラルの中に落ち込んでいった。
今思い返せば、あの時するべきことは、余分な感情を切り捨て、与えられた仕事を望まれたかたちで、やり遂げることの繰り返しだったのだろう。望まれた着実な成果と時間、それが組織で必要なものである。実際には、不安が気を焦らせ、助言を求めさせ、評価を求めさせ、余分な行動、余分な感情、雑多な人間関係の渦に飛び込み、やることなすこと裏目・裏目へという、見事なデフレスパイラルだった。
私が、真摯にやるべきことに取り組めるようになったのは、「会社をやめよう。ここの評価が自分の評価につながらないのは、評価基準が違うからだ」と割り切れたときからだった。その時からの3年間、会社にいながら、目標に向かって、余分なものをそぎ落としていった時代は、随分ストイックで真摯だったと思う。余分なものをそぎ落として、一つのことに取り組んでいく過程には、限りないストイックさが必要とされる。そして、それは、年齢を重ねるほど簡単ではなくなっていく。もちろん、舞台と普通の会社員生活は全然違うし、大空祐飛氏だけでなくほとんど全てのジェンヌさんはその人なりのストイックさで舞台に向かっていることは間違いない。だけど、なぜか特に大空氏の表情に時々表れるストイックさに、強く打たれてしまった。

最近は、真摯さとストイックさの対極にいるような私。そんな後ろめたさが、大空氏のそぎ落としたストイックさを感知させているのかもしれない(「全然、そんな風じゃないよ~」と思う人が多数かな。でも、自分がそう感じてしまうのは止められないよね~。あるいは役に影響されやすい大空氏だから、ルドルフを引きずっての風情かもしれない)。容姿の美醜はもう今更どうこうすることはできないけど、叶うなら大空氏のように、そぎ落として真摯に取り組んでいる風情がにじみ出る、そんな格好良さを身につけたいものである(もちろん、彼女はそんな真摯さを、一つ間違えば「酷薄さ」にも通じそうな「男役の様式」に包んで「男役オーラ」をまき散らして、ファンを屍累々にしているのだけど、ね!)。
というわけで、ぽわ~んと殺られるべきお茶会に参加して、生き方に喝を入れられてしまった私である。意味もなく真面目なのが、私の世代の特徴なのであろう(苦笑)。

しかし、自分の大空祐飛氏のイメージは、かなりネットや雑誌に影響されていたと思う。あんなに男っぽい人だとは思わなかった。現場を見ないで、インターネット調査を進めていく落とし穴をまた実感してしまった。実際にみて、なんでもいいから自分で感知することが大切。やはり、現場主義でいかないとね。

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大空ユウヒちゃんのお茶会報告は、BBSに詳細にあげているので興味がある方は、そちらに飛んでくださいませ♪
まあ、計画通りには本当に運ばない。今更、素にやられるとは思っていなかったけど、思いがけずにさばさばした、男っぽさにくらくらきてしまいました。そもそも、お茶会などというシロモノは、夜遅いにもかかわらず、お茶しか出ず、その割に1回の公演代金に匹敵する金額。「これなら、舞台をみたほうがいい」というのが持論だったのですが(笑)、「美しいモノ」を感じさせてもらって良かった。しみじみ。今回はスタートが遅かったのも良かった。同伴とアフターを入れて(笑)。事前に、ちゃんと飲んで、終了後も、興奮さめやらぬ間に飲めたので欲求不満にもならなかったし♪
しかし、良い機会だと始めたダイエットは、やはり「敗北宣言」がでちゃうし(笑)、気合い入れた「銀座のホステスさん風」コンセプトのお化粧と洋服だったのに、友人達にいつの間に「同伴に連れて行く親父」の役割にさせられちゃうし~(涙)。珍しく気合い入れて、30分くらい化粧したんですけどね。今更、変わらないのですね。性格も含めて~。笑)。旦那には、「お前が、シャワーを浴びようがなにしようが、そのなんとかちゃんには関係ないんじゃないの」と冷たいお言葉をもらってしまうし(まあ、それは真実だけどさ)。
おみやげは、クッキーとランチョンマット(青地にハプスブルグ家の紋章付き)!
小学校で、ランチョンマットが必要で、息子に男の子用の丁度良いのがなかったので実際的なモノでよかった!(お茶会おみやげで「役に立った!」と思ったのはじめて♪)。でも、旦那が「大きいランチョンマットで、名前入りだから娘にあげたら」といったので、娘にあげたら、息子が大泣きして大変だった(笑)。もう一つのおみやげのクッキーを一袋まるまるあげてようやくにっこりしてもらった。泣きながら、クッキーを頬張る息子。
「クッキーは、誰からもらったの?ユウヒちゃん?」
「そうそう(本当は、スタッフさんが購入して、椅子においてあっただけだけど)」
「ふーん、ユウヒちゃんに有り難うっていっておいてね」うん!機会があったら伝えておくよ(笑)

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