Kanto Gakuin University Ori Akemi Seminar

Column織朱實が日々感じたことをつづっていきます。

スターウォーズと執着の悲劇(05.07.24)

仕事があまりにも詰まっていたのと、夏の暑さにへばったのか体調不調に陥って、日記もご無沙汰していました(苦笑)。で、この10日の間にも外食したり、ふらふら動き回っていたのですが(苦笑。「おまけの小箱」に、またまた美味しいお店ご紹介!です)、10日の間には、3連休もありました♪
息子は、休みでも嬉々として学童クラブへ、娘は塾へ!ですが、たまには遊びに連れて行かないと~ということで、7月18日に「スターウォーズ」見てきました!お~!
私は、さすがに初公開の時は見ていないのですが、「帝国の逆襲」再上映の時が高校生で、初デートが「スターウォーズ」というスターウォーズ世代!もう、あの字幕「遙か銀河系の~」と交響曲が流れてくるだけで、わくわく。理屈抜きで、「スターウォーズ」大好きです!
登場人物には、特に思い入れはないのですが、戦闘シーンが格好良くて!宇宙船や宇宙基地の精密さはもちろんですが、その見せ方が!きゃ~!きゃ~!って叫ぶたくなるほど、つぼに嵌っています。
ということで、エピソード1からは子供達も連れての家族ご鑑賞会が夏休みの行事です。家族4人で、5600円!祝日なのにドセンターがインターネットでとれて、このお値段!映画って、安いです♪

このエピソード3は、今までのスターウォーズの中でも出色の出来です。スターウォーズのあらすじは、簡単にいうと、全編を通じての主人公ルークが、闇の帝王シスに牛耳られている銀河系の平和を守るため、民主主義を標榜する共和国の勝利のために、各星にちらばっているジュダイの騎士達と力を合わせて、ダースベーダを倒すというものです。その間に、ほのかに恋心を抱いていたレイア姫(姫なのに、可愛くないんだよ~。これがいわゆるクラッシック3部作の不満!唯一、よいシーンはアラビア風の衣装で鎖をつけられてカエルの化け物の近くで侍らされているシーンでしょう。笑)が双子の妹であることが判明したり、ダースベーダもお父さんだったり、ヨーダの修行をいやいや受けたりと~、まあ、いろいろあるんですが。
エピソード3は、今までがどちらかというとストーリは単純に、とにかく「見せる!」ことに主眼がおかれていたのに対して、今回初めて主人公(アナキン、ルークのお父さんでダースベーダ)の内面に踏み込んだ人の複雑な感情を描いたものになっています。そのうえ、今までの、伏線の謎が一気に解けるので、見たことがない人にも面白いはず!なぜ、レイアとルークは生き別れになっていたのか、なぜジュダイの騎士達はバラバラに潜伏しているのか、なぜお父さんがダースベーダなのか?等々。
特に、アナキンがいかに、正義の味方(ジュダイの騎士)から、闇の世界に落ち込んでいったのかが丁寧につづられていて、見応えあります。若きジュダイの騎士アナキンは、溢れる才能をコントロールする力もまだないまま、少年の頃から護衛としてついてきた元老院議員の姫君パメラを愛すようになります(パメラが、すっごい美人なのよ!特に、エピソード2ではオリエンタル風の衣装と髪型が素敵!で、謎なのがアナキン・パメラ出会いのシーンでは、どうみてもアナキン少年8歳~10歳くらい、パメラ20代。でもエピソード3では二人は同い年くらいにしか見えない。宇宙人だから?笑)。
愛する母親を辛いかたちで亡くしたアナキンは、愛する者を失うことにものすごいおそれを抱いています。その結果、愛するが故の、執着が闇の世界に走らせる悲劇。また、オビワン(師匠)に愛されているのに、あまりにも子供がゆえに気づかない切なさ等々。

本日の日経「美の美シリーズ」で、戦中の画家北川民次が娘の大切にしていた人形を、「あまりにも大切にしすぎて、『ものに執着するのはよくない』と畑に埋めてしまった」エピソードが紹介されていました。
執着は冷静な目を失わせるけど、実際には愛と執着の境目は混沌としていますね。
エピソード3は、愛するあまりに、失うことが恐くて、それが執着を生じさせ心を惑わせる人の弱さ(パメラとの関係)、愛されすぎているとその愛が分からないという切なさ(オビワンとの関係)という人が誰でも普遍的に抱えている心の問題を見せてくれている点で、誰が見ても鑑賞に堪える作品になっているのでしょうね。おおむね、批評も好評ですよね。で、エピソード3を見終わると、最初から遡ってシリーズ見たくなるのですが、初期の頃のはCG技術とかもあまり凄くなくて、ちょっとがっかりするかも?作り直したらしいのですが、どうなのかしらね?

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